2019
14
Dec

絶景で非日常を味わう

【佐賀】日本三大稲荷「祐徳稲荷神社」は午前中の撮影がおすすめ

【佐賀】日本三大稲荷:祐徳稲荷神社

こんにちは。
おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
今回は九州佐賀編の第2弾。日本三大稲荷の一つとされている祐徳稲荷神社をご紹介します。ただ、実は日本三大稲荷に明確な定義はなく、稲荷神社の総本社である伏見稲荷神社は確定として、あとは諸説あるみたいです。

<年間300万人が訪れ、タイ人にも人気の観光スポット>

日本三大稲荷:祐徳稲荷神社
日本三大稲荷:祐徳稲荷神社

商売繁昌、家運繁栄、大漁満足、交通安全等種々の祈願が絶えず、年間約300万人もの参拝者が訪れ、九州では太宰府天満宮に次ぐ参拝者数を誇る祐徳稲荷神社。貞享4年(1687年)肥前鹿島藩主鍋島直朝公の夫人花山院萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請された稲荷神社で、衣食住の守護神として広く信仰されています。御本殿、御神楽殿、樓門等、総漆塗の鮮やかで壮大華麗な偉容は、その風格と壮観さから「鎮西日光」と称されている佐賀県屈指の観光スポット。また近年は、2015年3月から公開されたタイのヒットドラマ「Stay」のロケ地として使われた効果で、いわゆる「聖地巡礼」でタイ人に人気の観光地になっているようです。私たちが参拝した時も多くのタイ人が訪れていました。

<祐徳稲荷神社へのアクセス>

日本三大稲荷:祐徳稲荷神社
祐徳稲荷神社:入口

今回はレンタカーで行きました。3,000台の無料駐車場があるので普段であればスムーズに駐車することができます。
公共交通機関を利用する場合は、JR長崎本線「肥前鹿島駅」から祐徳バスで約10分。「肥前鹿島駅」には特急かもめが停車し、肥前鹿島駅に隣接する鹿島バスセンターからは土日祝は毎時3本程度のバスが運行されているので便利です。

<御本殿を鮮やかに撮影できるのは午前中>

日本三大稲荷:祐徳稲荷神社

祐徳稲荷神社の顔になっている楼門周辺からは、楼門と雄大なご社殿を1枚に収めることができる絶好の撮影スポット。午後は逆光になりせっかくの「朱」が飛んでしまうので撮影するなら順光になる午前中がおすすめです。楼門の内部の二体の随神は佐賀県伝統工芸の有田焼で作られています。
御本殿は石壁山を背後にした壮大な造り。斜面に建てられた御本殿を境内から見上げる景色は圧巻です。御本殿を参拝するには階段で上がらなければいけませんが、エレベーターも併設されています。利用料が300円かかりますがパワーストーンが入った開運おみくじをもらえます。エレベーターを降りた後はスロープが整備され、一切階段を上らずに本殿の前に行くことができて便利です。

< 祐徳稲荷神社 の御本殿の先には「奥の院」>

御本殿から境内を一望
御本殿から境内を一望
日本三大稲荷:祐徳稲荷神社 奥の院
祐徳稲荷神社:奥の院

御本殿からは境内が一望できます。100段以上ある階段を上がるのは大変ですが、その苦労を忘れさせてくれる絶景が待っています。また、御本堂から300メートル、階段が続く先には「奥の院」もあります。今回は時間の関係でチャレンジするのを控えましたが、山頂からは鹿島市内より有明海へと続く雄大な眺めを楽しめるようです。

<参道には魅力的なお土産屋や食事処>

祐徳稲荷神社:参道
祐徳稲荷神社:参道

祐徳稲荷神社の境内へとつながる参道沿いには、お土産屋や食事処など多くのお店が立ち並んでいます。有名なお土産は、紙筒に入ったようかんを押し出して糸を使って切る「稲荷ようかん」で、他にも「祐徳せんべい」、「柚子こしょう」、「のごみ人形」などご当地ならではのお土産がたくさんあります。ランチや休憩に使える食事処はカフェも多く、うどんや稲荷寿司、鯉料理などが名物です。

 

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