2020
11
Feb

絶景で非日常を味わう

【ベトナム・ハノイ】旧正月テトのハノイ旅行

ベトナム・ノイバイ空港

こんにちは。おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
2020年1月25日(土)から27日(月)の2泊3日間の日程でベトナムの首都ハノイに旅行しました。
ベトナムに行ってみたい気持ちはありましたが、旅行を決めた最大の理由は「旅行代金が安かった」からです。なぜ、旅行代金が安いのか調べることなく旅行申込手続きを進めていったのですが、申込後にベトナム ハノイのことを調べていくうちに、この期間がベトナムの旧正月(テト)であることがわかりました。
今回はベトナムの旧正月(テト)の楽しみ方と注意点をご紹介します。

<ベトナムの旧正月(テト)とは?>

ロンティエン寺。ハロン湾の名前の由来となった竜が降り立った地と言われています
ロンティエン寺。
ハロン湾の名前の由来となった
竜が降り立った地と言われています

日本を除く多くのアジア圏の地域では、旧正月の時期に年明けにちなんだイベントや行事がおこなわれます。
中国文化の影響を強く受けているベトナムでは、旧正月をテトと呼び1年の始まりとして盛大に祝う習慣があります。テトの期間はベトナム最大の連休でテトの前後1週間程度は休んでいる人が多いです。
このテト、なかなか厄介な特徴があり毎年時期が変わります。2020年は「1月25日」で、2019年は「2月5日」でした。毎年1月21日~2月20日頃の間で変動します(2021年は「2月12日」と予想されています)。
テトの前後の期間はベトナム人は故郷に帰って先祖を祀る習慣があり、日本の年末年始と同様、交通機関が混雑するだけでなく多くのお店やレストランが休業するので一般的にこの時期の旅行は避けた方がいいと言われています。
ちなみに、ベトナムは新暦の正月である1月1日も年越しイベントなどがおこなわれたりしますが、休暇期間ではなくお店やレストランは通常営業しているところが一般的です。

<ベトナム 旧正月(テト)の旅行でよかったこと>

ハノイ市内観光の中心地ホアンキエム湖
ハノイ市内観光の中心地ホアンキエム湖

そんな事情を知らずにベトナムに旅行したのですがよかったこともあります。

■旅行代金が安い
今回はまさに旧正月(テト)当日の1月25日にベトナムに到着する2泊3日の行程で、「フライト」と「ホテル」をセットにしたANAトラベラーズ ダイナミックパッケージを利用しました。この旅行商品は出発日ごとに料金を比較することができるのですが、1月25日出発&現地到着のプランは前後の日程と比較してかなり格安でした。往路は8:55に東京羽田空港を出発してハノイには現地時間の13:20に到着するフライト、復路はハノイを15:40に出発して東京羽田空港には22:15に到着するフライトを利用したのですが、往復ともに搭乗率は60%程度で、窓際3人席を2人で広々と使うことができました。

■ハノイ市内の混雑が緩和される
ハノイ市内は公共交通機関が発達していないこともあり、車やバイクの交通渋滞が慢性化しています。ハノイの人口は約800万人ですがバイクの台数は約600万台にもおよんでいるので、幹線道路も小さな路地もバイクでごった返しています。
そんなハノイ市内ですが、さすがにテトの期間中は朝夕の通勤ラッシュが緩和されて比較的スムーズに移動することができました。
特にハノイ旅行者の約9割が訪れる世界遺産「ハロン湾ツアー」の際は威力を発揮しました。現地ガイドも朝の通勤ラッシュの時間帯にこんなにスムーズに市内を移動できるのは珍しいと驚いていました。このあたりの感覚は日本の元旦をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

<ベトナム 旧正月(テト)の旅行で困ったこと>

ハノイの玄関口ノイバイ国際空港もお祝いムード一色
ハノイの玄関口ノイバイ国際空港もお祝いムード一色

一方、困ったこともいくつかありました。

■割増料金を請求される
これは特にタクシーでの移動の際にドライバーとのやり取りで起こります。
ベトナム旅行の注意事項としてメータータクシーのトラブルが紹介されていますが、ベトナムのタクシーの中にはメーターどおりの料金を請求してこない悪質ドライバーもいます。そういった悪質ドライバーでなくても、このテトの期間は「テトだから」と割増の料金を請求してくることがあるようです。特にハノイの国際空港(ノイバイ国際空港)からハノイ市内への移動はタクシーが中心になるのですが、なかなかタクシーが捕まらないことに加えてこの種の料金トラブルもあるみたいなので注意が必要です。私たちはタクシー乗り場でメータータクシーを待つのを諦めて、割高ながらも早くハノイ市内に移動できる定額タクシーを利用しました。ノイバイ国際空港の到着ロビーにあるツーリズム・インフォメーションで手配することができます。英語も使えるので便利です。

■お店やレストランが閉まっている
テト当日(1月25日)は多くのお店が休んでいました。ガイドブックで「無休」と表示されているお店をしっかり調べておくことをおすすめします。ただテト当日だけがお休みで、翌日からは開いているお店も多くあります。。特にホアンキエム湖やハノイ大聖堂などの旧市街地エリアは旅行者が多いので開いているお店が比較的多かったです。あきらめずに事前情報を集めておきましょう。

参考になりましたでしょうか。事前に調べておけばテトの期間もベトナムを満喫することができます。ぜひ、一度訪れてみてください!

 

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