2020
6
Dec

美味しいものを食べる

【金沢】北陸の海の幸を気軽に楽しむグルメスポット

こんにちは。おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
2015年の北陸新幹線の開業後、首都圏からの観光客が一気に増えて、外国人観光客にも人気の観光地である金沢。特に秋から冬にかけては、蟹をはじめとする海の幸を堪能できる絶好の観光シーズンです。今回は金沢市内で気軽に北陸の海の幸を堪能することができるおすすめグルメスポットを、昼頃に金沢に到着して、その日は金沢市内のホテルに宿泊した私たちの旅行スケジュールにあわせてご紹介します。

※このブログの内容は2020年11月時点のものです。新型コロナウイルス感染症の影響で店舗の営業状況等は変更になる場合があるので、利用される場合は事前にWebサイトなどで最新の情報を調べておくことをおすすめします。

【お昼は回転寿司「もりもり寿司」へ】

もりもり寿司
北陸を堪能!蟹の三種盛り

北陸新幹線で昼頃に金沢に到着したら、その日のお昼ごはんには回転寿司をおすすめします。金沢の回転寿司はかなりのハイレベル。たくさんの回転寿司屋がありますが、特に人気なのは石川県内を中心に展開している「もりもり寿司」。某口コミサイトで日本一の評価を集めている回転寿司屋さんです。首都圏にも何店舗かありますが、やはり地元金沢の店舗には漁港からの直送で新鮮な魚介類が入ってくるので一味違います。

もりもり寿司近江町市場店
もりもり寿司近江町市場店

金沢駅に近い店舗は駅に隣接している商業施設「金沢フォーラス」の6階にある金沢駅前店です。ただ、この店舗は北陸新幹線や特急サンダーバードでやってきた首都圏や関西圏の観光客が押し寄せて、土日は大変な混雑になるので、私たちは金沢の台所であり市内屈指の観光スポットである「近江町市場」にある店舗に行ってみました。もちろん、この店舗の混雑もなかなかのものなのですが金沢駅前店と比較すると少しはましな感じがします。もりもり寿司は事前予約ができないので、店先にある整理券発行機で整理券を受け取り、後はひたすらに待ちます。昼食時は整理券を受け取っているだけで、順番が来ても現れない客も多いので、意外と順番がどんどん進みます。たとえ順番がかなり先の整理券だった場合も、根気強く店の近くで待っておくことをおすすめします。(近江町店は市場のお店なので16:30に閉店です。朝は8:00からオープンしているので朝食にお寿司もいいですね)

香箱蟹の軍艦
絶対に食べたい香箱蟹の軍艦
もりもり寿司近江町市場店
のどぐろもお忘れなく!

このお店、回転寿司とはいっても高級なネタが並んでいます。私たちはこの季節限定の「香箱蟹」や、「蟹の三種盛り(刺身、ゆで、蟹みそ)」、「のどぐろ(刺身、炙り)」、「ガスエビ」、「うに」などをいただきました。いずれも新鮮で味わい深いお寿司です。2貫セットが基本ですが、1貫からでも食べることができるネタがあるので、一度にいろいろなネタを食べてみたい方には特におすすめ。訪れた日の絶品はやはり、日本海を代表する高級魚「のどぐろ」でした。脂がのっているので刺身でも美味しいですが、炙ると脂っこさが適度に緩和されて、さらに香ばしい香りも漂ってくる絶品に。これを食べるだけでも価値があります。

【夕食は金沢の台所・近江町市場の「近江町食堂」へ】

近江町食堂
近江町食堂

夕食も近江町市場へ。近江町市場は市場だけあって夜遅くまで営業しているお店は少ないのですが、今回選んだ「近江町食堂」は昼は海鮮丼や定食を提供していて、夜は居酒屋になり美味しいさかなとお酒を楽しむことができるお店です。

近江町食堂
のどぐろの塩焼き
近江町食堂
白子の昆布〆焼き

注文したのは金沢の秋から初冬にかけての味覚の代表格「香箱蟹」や、「のどぐろの塩焼き」、「ぶりの刺身」、「白子の昆布〆焼き」、「白子の天ぷら」、「白エビのから揚げ」など、いずれもお酒が進む一品ばかり。「香箱蟹」は北陸地方で捕れるズワイガニの雌のことで、漁の解禁期間が11月初旬から12月末ごろまでの短期間しかなく、この時期ならではの貴重な蟹です。蟹の濃厚な旨味がなんとも言えません。

「のどぐろの塩焼き」、「ぶりの刺身」も安定の美味しさでしたが、特に「白子の昆布〆焼き」と「白子の天ぷら」が絶品でした。昆布でしめるのは北陸地方の調理方法として知られていますが、素材の持ち味を昆布とともに引き出して、さらにマイルドな味にしてくれる魔法の調理法ですね。昆布でしめることでこんなにも美味しいものに生まれ変わるとは、先人の知恵は偉大ですね。このお店は予約ができるので便利です。土日はかなり混雑するので事前に予約を済ませておくことをおすすめします。

【〆は川端鮮魚店で居酒屋のお寿司】

川端鮮魚店
川端鮮魚店

近江町市場から今回宿泊したホテル「アゴーラ・金沢」がある片町までは歩いて20分程度だったので、歩いてホテルに帰ることにしました。百万石通りを金沢のオフィス街や高級ブランドの路面店が軒を連ねる香林坊を見ながら、酔いを覚ましながら街歩きをするにはちょうどいい距離です。お酒を飲んでいたので〆に炭水化物が欲しくなり、ホテル手前の居酒屋「川端鮮魚店」に立ち寄りました。

川端鮮魚店
川端鮮魚店

このお店は日本海の海の幸を豪快に味わうことができることで有名なお店。いわゆる「居酒屋のお寿司」も充実していたので、昼に回転寿司を食べたにもかかわらず、またもや数あるメニューの中から「地魚10貫セット」を選んでしまいました。5種類のネタが2貫づつ入っていて、2名でいただくには便利なセット。ネタは日替わりで変わるようですが、私たちが訪れた日には、カニやイカなどが振舞われました。このネタは地魚なのかと疑問も浮かびましたが、お酒の〆だったので、大きめのシャリで食べ応え十分のお寿司に満足しました。居酒屋のお寿司らしく、シャリの旨さは寿司屋に遠く及びませんが、金沢中心部のお寿司屋さんは土日特に混雑するので、居酒屋でのお寿司もおすすめです。

 

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