こんにちは。
おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
9月のシルバーウィークにグアム旅行に行ってきました。9月のグアムは雨季真っ只中。台風並みの暴風雨でお天気はいまいちでしたが、十分楽しめました!おすすめスポットや雨季のグアムの様子や天気予報のこと、グアム旅行の際に気をつけることなどをご紹介します。
<約3時間半で南の国グアムへ>
今回は成田空港からJALでグアムへ。東京からグアムまでは約3時間半ほどのフライトなので、映画を1本見ているとあっという間に到着。時差はグアムが1時間ほど日本よリ早くなります。フライトの疲れや、時差ボケに悩まされることがほぼないので、お年を召した方や小さいお子さんがいらっしゃっても気軽に行ける海外旅行先としてグアムは人気があるようです。実際に飛行機は1歳くらいのちびっ子たちがたくさん搭乗していました。機内食も子供専用のメニューが大人のメニューより先にサーブされるので、お父さんお母さんたちはゆっくり食事を楽しむことができていました。
アメリカに短期滞在する際は、ビザの取得免除に変わりに「ESTA」の取得が義務付けられています。ハワイ旅行に行く時などは必須です。グアムに関しては45日以内の滞在であれば、往復航空券と署名済みの出入カード、ICのパスポートがあればESTAが必要ないので(2016.9現在)、今回はESTAを取得せずに入国しました。
行ってみてわかったESTAを取得した場合とそうでない場合の違いですが、入国審査の際にESTAありが有利であることがわかりました。今回グアム到着は現地時間で15時30分頃。この時間は日本や韓国からの到着便ラッシュになっていたため、入国審査に長い列ができていました。ESTAがない場合はこの長い列に並び、入国審査官に書類を渡して指紋等を取る手続きを行います。ちょっとした質問なんかもされることがあります。今回私たちは滞在日数やホテルなどを聞かれました。一方でESTAがある場合は、別の空いている列に並びます(ほとんど並んでいませんが)。こちらには入国審査手続き用の機械(キオスクと呼ぶみたいです)がいくつか並んでいて、これで自分でパスポートのスキャンをとったり写真を撮ったりします。詳細は使っていないのでわかりませんが、見ている限り圧倒的に早く手続きが終わっていました。個人旅行の方にはESTA取得がおすすめです。ツアーの方は入国審査で早く手続きが終わっても結局送迎のバスがツアー客全員を待たなくてはいけないのでホテルに着く時間は変わりませんが、空港内で買い物をしたり両替をするのであればESTA取得をおすすめします。
<グアムの天気予報は当たる?>
グアムは1月~6月が乾季、7月~12月が雨季となっています。雨季の中でも9月、10月は台風シーズン。台風シーズンと言っても、グアム周辺で台風が発生するので発達した日本の台風とは異なります。今回の旅は9月の台風シーズン真っ只中だったので、グアム周辺では激しいスコールを降らせる雲が次々と発生して、不安定なお天気が続きました。出国前に日本でグアムの天気予報をチェックした時は、全日程とも「雨」だったのですが、実際には一日中雨が降り続くことはなく、雨と曇りと晴れを繰り返す感じでした。現地のTVの天気予報は当たってました。
比較的当たってたなと思う天気予報→My Forecast(myforecast.com)
雨季のグアム旅行はお天気が気になりますよね。日本でチェックした天気予報が雨続きでも、ずっと雨が降り続くことはないので、あまり落ち込むことはないかもしれませんね。
<グアムのグルメスポット>
街の中心タモンのホテルロードの周りにはグルメスポットがたくさんあります。滞在中に訪れたお店をご紹介します。
■ザ・クラックド・エッグ The Kracked Egg
タモンベイセンター内1階にあるお店。テラス席もあります。卵料理のお店で、ホットケーキやフレンチトーストなど豊富なメニュー。旅行者だけでなく現地の方も多くいらっしゃいました。人気があるので常に外で何人か待っている感じです。美味しくて店内もおしゃれでここはおすすめのお店です!
エッグベネディクト。人気メニューのようで、周りにもオーダーされた方がたくさんいらっしゃいました。美味しいだけじゃなく、写真に撮っても絵になります。食器もザ・クラックド・エッグのリジナルロゴが入っていてかわいい!
天井を見上げた写真。内装が素敵!天井から吊るされたオブジェは、よく見るとKracked Eggになっています。おしゃれなお店なので、旅行者の若い女性が多く来店していました。
■エッグスン・シングス・グアム Eggs’n Things Guam
グアムリーフ&オリーブ・スパ・リゾート敷地内。ハワイが本店、パンケーキが定番で日本にも何店舗かある有名なお店です。店員さんたちがとてもノリが良くて明るく、雰囲気のいいお店でした。ただし、人気があるので滞在中はいつ見ても朝から常に行列が。現地のガイドさんからの情報によると、開店前から並んで1巡目で入るのがおすすめだそうです。
■T・G・Iフライデーズ T・G・I Friday’s
これぞアメリカ!という豪快なステーキが有名なお店。場所はわかりやすく、通りに面したJPスーパーストア内にあります。店内が広いので予約なしの大人数の入店でも大丈夫。お肉は柔らかく、少し甘めの味付けのソースがとても美味。店内の装飾も店員さんの接客もアメリカンで楽しめます。
<グアムでビーチで泳ぐには?>
今回はホテルニッコーグアムに宿泊をしました。このホテルでの過ごし方は、泳ぐのはプール、海ではシュノーケリングをする、という感じでした。ホテルニッコーグアムの目の前のビーチは砂浜はあるのですが、海は40~50メートルくらい膝の深さの遠浅のサンゴ礁が続いています。ここでは浅瀬でもカラフルな熱帯魚を見ることができます。浅瀬が続くので小さいお子さんがいらっしゃっても安心です。ビーチで泳ぐには、ホテルロード海側のアウトリガーやハイアット、デュシタニ・グアム・リゾートなどに泊まると、ホテルからそのまま目の前のビーチで泳ぐことができます。このあたりのビーチは白いパウダーっぽい砂浜が続いていて、海もとてもクリア。ビーチからそのまま入れるカフェやレストランもあるので、海で一日中遊ぶこともできます。海でどんな風に遊びたいかでホテルを選ぶことをおすすめします。
<水曜日の夜はチャモロビレッジの夜市へ>
毎週水曜日の夜は、チャモロビレッジでナイトマーケットが開催されます。ここでは常設店のほか、BBQやグアムのソウルフードであるチャモロ料理の屋台が出店。ポリネシアンダンスや生バンドのダンス大会が催されていました。このチャモロビレッジに行くには、路線バスを乗り継いで行く方法もありますが、往復バスの利用をおすすめします。今回はこの往復バスを利用しました。バスはDFSギャラリア発で、ここで往復のバスチケット7💲を購入。かなり多くの方が利用するので、DFSの中に長蛇の列ができるのですが、バスがたくさん用意されているので、出発時間にきちんと並んでいれば必ず乗れます。出発時間になると乗車が始まり、前の方からどんどん乗車していきます。バスは満席になると、次々とやってきます。私たちはバスの発車時間20分前に並んで、出発時間から30分後くらいに乗車することができました。早く現地に行きたい方はかなり早い時間から並ぶことをおすすめします。切符は並んでいる時に係の方が売りに来てくれます。バスは観光バスが使われていて、立つことなく全員席に座ることができました。帰りの時間も重なってバス停に長蛇の列ができますが、往復チケットを持っていれば必ず座って帰れるので安心。お値段もお手頃なので、往復バスはおすすめです。屋台の料理をいただいたのですが、どれも美味!水曜に滞在する場合は足を運んでみてはいかがでしょうか。
↑屋台で売っていたガーリックシュリンプ。ガーリックと塩の加減が絶妙!
<グアムに持って行くと良いもの>
今回のグアム旅行で持って行ってよかったもの、持って行ったらよかったと思うものを挙げていきます。
☆ビーチサンダル:高級なお店に行く時以外は、街中の移動もこれが一番。突然のスコールでも気にせず過ごせます。
☆防水スマホケース:海やプールで大活躍。激しいスコールでも心配いらないのであるとベター。
☆折り畳み傘:これもスコール対策。激しいスコールの際は建物に避難するのが基本ですが、避難する場所がない時などは本当にずぶ濡れになってしまうので、常に携帯しておくことをおすすめします。
☆日焼け止め:グアムの紫外線は日本の6倍だとか。ウォータープルーフ効果の高いものがおすすめ。
☆マリンシューズ:シュノーケリングの際は、マストアイテム。街中をこれで歩いている方もちらほら。
次に旅行に行くときは全部持って行きたいと思います。
<帰国にあたって注意すること>
グアムから帰国の際に注意することがありますのでお伝えしておきます。それは、ホテルから空港への移動および空港での手続きにとても時間がかかることです。今回はツアーで行ったのでホテルから空港までの送迎がついていたのですが、2時間以上前にホテルを出たものの、手続きを終えて搭乗口についたのがフライトの30分前になってしまいました。なぜか?まずホテルから空港までの通りが大渋滞であったこと。普通に走れば20分程度の距離のところ、とんでもなく渋滞して40分くらいかかってしまいました。そこから搭乗手続きなのですが、ここでも結構な時間がかかります。チェックインで日本航空エコノミーの場合、30分以上はかかりました。何とかに荷物を預けて次は手荷物検査。ここでも長ーい行列ができます。17:10発の便で、出発便が重なっていたということもありますが、ここでも30分くらいはかかりました。やっと手続きが終わったところであと30分足らず!免税ショップを見たりカフェに立ち寄ったりする余裕などなく、あっという間に搭乗になってしまいました。免税品の受け取りやショッピングを楽しみたい方は、ホテルを3時間前くらいには出ることをおすすめします。また、送迎バスの場合はできるだけバスの前の席に座って、搭乗手続きの列になるべく早い順番で並ぶ、など工夫が必要です。最後までグアム旅行を楽しむためにぜひ気を付けてください。
<今回のおすすめポイント>
よくハワイと比べられるグアム。グアムの良さはハワイと比べると程よい田舎っぽさがあるところ。日本からもそんなに遠くなく時差も1時間。2泊3日or3泊4日くらいでのんびりゆったりするにはちょうどいいと思います。沖縄に行く感覚で行ける海外旅行。特に高齢の方や小さいお子さんがいらっしゃる場合は比較的行きやすい海外旅行先だと思います。ホテルをはじめ、日本語が使える場所がかなりたくさんあります。予定を詰め込まず、気のみ気のままの週末旅行にいかがでしょうか。