2019
14
Nov

のんびり・ゆっくり気ままに過ごす絶景で非日常を味わう

【関東おすすめ温泉】長野県雲上の野天風呂&ランプの湯「高峰温泉」

高峰温泉:雲上の野天風呂

こんにちは。
おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
関東おすすめ温泉シリーズの第3回。長野県小諸市にある高峰温泉をご紹介します。高峰温泉は標高2,000メートルの高峰高原にある一軒宿。日本秘湯を守る会に入っている温泉なのですが、春~秋にかけては路線バスでアクセスできる便利な温泉です。
「ここが秘湯?」と思ってしまいますが、冬は状況が一変します。冬季期間は高峰温泉につながる道が通行止めになるため、近くのスキー場(アサマ2000スキー場)から雪上車でしか行くことができないのです。秘湯ムードを感じることができるのは雪上車でしか訪れることができない冬季期間かもしれません。冬山の銀世界を雪上車で冒険気分を味わいながら訪れる、これこそが高峰温泉の真骨頂。
まさに秘湯。雲上の世界。日常生活を忘れてリラックスできる空間がそこにはあります。

高峰温泉正面
高峰温泉正面

<「ランプの湯」高峰温泉へのアクセス>

【車の場合】
上信越自動車道・小諸IC⇒浅間サンライン⇒高津屋トンネル⇒チェリーパークライン⇒車坂峠⇒高峰温泉
小諸ICからの所要時間はおよそ30分程度です。
車で高峰温泉に行くことができるのは春~秋にかけての期間で、冬になると高峰温泉に行くことができる唯一の道が雪で通行止めになるため、近くのアサマ2000スキー場から雪上車で宿に向かいます。この雪上車、宿泊者は無料で乗ることができます。日帰り入浴の場合は、入浴代金と雪上車の乗車料金がセットになっているので、普段なかなか乗ることができない雪上車に乗って雪景色と温泉を楽しむことができてお得です。

【公共交通機関の場合】
①鉄道利用
JR「佐久平駅」・しなの鉄道「小諸駅」⇒(路線バス・JRバス)⇒高峰温泉
JR「佐久平駅」からの所要時間はおよそ1時間程度、しなの鉄道「小諸駅」からの所要時間はおよそ45分程度です。

②直行バス利用
バスタ新宿(新宿駅新南口)から高峰温泉(※冬季はアサマ2000スキー場)までの直行バスが運行されていて便利です。
バスタ新宿からの所要時間はおよそ4時間程度。乗り換えなしで高峰温泉に行くことができます。

なお、路線バスもバスタ新宿からの直行バスも冬季はアサマ2000スキー場までしか運行されません。車の場合と同様、サマ2000スキー場から高峰温泉までは宿の雪上車で行くことになります。
高峰温泉のホームページには北陸新幹線も含めた時刻表が掲載されているので参考にしてください。
(高峰温泉HP)https://www.takamine.co.jp/access/

<「ランプの湯」高峰温泉の特徴>

高峰温泉「雲上の野天風呂」
高峰温泉「雲上の野天風呂」

①標高2,000メートル「 雲上の野天風呂
高峰温泉の名物の一つが雲上の野天風呂。宿から少し離れたところ(50メートルほど歩いたところ)に、男性用と女性用のお風呂があります。入浴できる時間はチェックインから日没までと朝は7時から。1階の奥の野天風呂の入口のドアに、「野天風呂入れます」の札がかかっていたら入ることができます。なお、冬の積雪直後や悪天候時は野天風呂に入れない日も多いようです。冬は相当な寒さになるので、野天風呂目当ての方は春~秋の季節がおすすめです。

高峰温泉:男性用「野天風呂」への案内
男性用「野天風呂」への案内

ここからレポートするのは男性用の野天風呂です。男性用のお風呂には脱衣場のようなものはありません。ただ温泉に満たされた湯舟があるだけ。湯舟の横で服を脱いで、脱いだ服は宿から持ってきた脱衣カゴに入れます。
9月の朝に入りましたが、この時期は寒すぎることなく適度な温度のお湯を存分に堪能しました。そして何と言ってもこの野天風呂最大の魅力は目の前に広がる絶景。まさに雲上の野天風呂。大自然を独り占めしているような贅沢な気分を味わうことができます。

野天風呂の入り口。日本秘湯を守る会の提灯が飾られています
野天風呂の入り口。
日本秘湯を守る会の提灯が飾られています

②宿の代名詞になった「ランプの湯」

高峰温泉には、高峰温泉の代名詞になった「ランプの湯」と宿泊者限定の男性用の「高峰の湯」、同じく宿泊者限定の女性用の「四季の湯」の合計3つの内湯があります。この3つのお風呂にはそれぞれ湯舟の横にランプが1つあり、夜は幻想的な雰囲気になります。入浴するなら断然夜がおすすめ。
湯舟は桧造りで非加熱の源泉と過熱泉の2つがあります。「ランプの湯」は非加熱の源泉が34度、加熱泉が41度程度、「高峰の湯」は非加熱の源泉が38度、加熱泉が40度程度。非加熱の源泉の方が乳白色で濁っています。
おすすめは非加熱の源泉。いつまでも入っていられるお湯です。体が少し冷えてきたら加熱泉で体を温める、少し熱くなってきたら非加熱の源泉で体を冷やす、こんな風に非加熱の源泉と加熱泉を交互に入るのが高峰温泉の 楽しみ方「ランプの湯」の方が温度差が大きいので、交互に入ることによる心地良さをより感じることができます。
湯舟には升が置いてあり、飲用の温泉水もあります。立札には糖尿病、痛風、肝臓病、便秘に効くと書いてありました。癖が強いお湯ではないのでぜひ試飲してみてください。
日帰り入浴は3つの内湯のうち「ランプの湯」で楽しむことができます。利用できる時間は11:00~16:00、入浴料金は大人500円、子ども400円です。(冬季期間はアサマ2000スキー場からの雪上車乗車料金込みで、大人1,500円、子ども1,000円)

 

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