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おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
今回は都内屈指の紅葉名所・調布の「深大寺(じんだいじ)」と、隣接する紅葉の絨毯で有名な「都立神代植物公園」をご紹介します。
京王線調布駅、京王線つつじヶ丘駅、吉祥寺駅、JR吉祥寺駅、JR三鷹駅からバスが出ています。吉祥寺からだと小田急バスで約25分程度。都内で気軽に行ける紅葉スポットの一つです。秋には紅葉はもちろん、深大寺周辺にはお蕎麦屋さんが多く、「名物・深大寺そば」をいただくことができます。温泉も徒歩圏内にあるので、散策しながら一日楽しめます。
【2019年都立神代植物公園紅葉情報】
例年の見頃11月〜12月上旬 (ライトアップなし)
※11月4日(月)現在はまだ紅葉が始まっていませんでした。写真の紅葉写真は以前撮影したものです。
<深みのある色合いの紅葉が見られる「深大寺」と「都立神代植物公園」>
都内では比較的紅葉が早く始まる深大寺。深大寺の周りにはお蕎麦屋さんや甘味処が多いので、紅葉を眺めながら「名物 深大寺そば」やお団子、お汁粉などお食事やスイーツを楽しんだりして過ごすことができます。深大寺の境内にある紅葉は皆色が濃く枝ぶりも見事。思わずたくさんシャッターを切ってしまいます。
深大寺に隣接している「都立神代植物公園」。深大寺に隣接しているので、ここも合わせて周りたいスポットです。写真は、深大寺から神代植物園に向かう途中にある「もみじの絨毯」。一面に敷き詰められた紅葉が絨毯のように広がります。赤一色ではなく、緑~黄色~真っ赤までのグラデーションが温かい絨毯を思わせる、秋ならではの絶景です。
<ぜひ食べてみたい「名物・深大寺そば」と「お団子」>
紅葉の季節が一番おすすめですが、紅葉シーズンと新そばの季節がちょうど重なるため、お蕎麦屋さんはかなりの行列ができます。深大寺に隣接するお蕎麦屋さんは20軒以上あるのですが、ほぼすべてのお蕎麦屋さんに行列ができていました。お昼の時間になると長い行列になるのは必至ですので、行きたいお店がある場合は、早めに入店されることをおすすめします。今回私たちが立ち寄ったお店は深大寺参道にある「お蕎麦屋 門前」さん。写真のように趣のある店構えで、お蕎麦を中心としたメニューがいただけます。この時期は新そばを楽しむことができました。
散策をしていると立ち寄りたくなるがお団子屋さん。深大寺参道には食べ歩きできるお団子などを販売しているお店も多くあります。ひときわ賑わっていたお店をご紹介します。深大寺参道を歩いて深大寺の山門まで歩くと、右手に草団子やみたらし団子などを販売しています。傍らには少し休憩する場所もあるので、多くの方がここで休憩しながら甘いものを楽しんでいらっしゃいました。中でも「草団子」は、少し炙ってから提供してもらえるので、香ばしくてとても美味しかったです。写真のように食べ歩きしやすいように提供してもらえます。
<水木しげる先生の第二の故郷で再現された「鬼太郎茶屋」>
深大寺参道入り口に「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにした「鬼太郎茶屋」があります。ここでは妖怪やキャラクターをモチーフにしたグッズの販売や甘味などを楽しむことができますが、なぜここにあるのか?実は調布市は、水木しげる先生の第二の故郷と言われています。水木しげる先生と言えば鳥取県というイメージですが、昭和34年から調布市に移り住まれたということでした。名誉市民でもあり、市の広報誌の表紙を描かれたこともあるそうです。顔出しパネルがあったり、鬼太郎やねずみ男のオブジェがあったりといろいろ楽しめますが、おすすめなのは「ちりめんじゃこ」が入った「じゃころっけ」。水木しげる先生の故郷・鳥取県境港市で水揚げされた「ちりめんじゃこ」を具と衣に入れたコロッケです(200円)。揚げたてサクサクでとても美味しかったです。
<漆黒の黒湯「天然温泉 深大寺温泉」>
紅葉を楽しんだら温まって帰りましょう。深大寺から歩いて10分程度の場所にあるのが「天然温泉 深大寺温泉」です。塩化物・ナトリウム温泉の温泉で、色はなんと薄い黒色!都内の温泉には黒色のお湯が比較的多くみられますが、この黒色は、地下1500メートルの地層に含まれている昆布やシダ類などの植物が熟成されたフミン酸という有機物がたっぷりと含まれているからだそうです。お風呂からあがったら身体がポカポカになりました。深大寺温泉の中には大小のお風呂がいくつかあるのでゆったりと過ごすことができます。紅葉を楽しんだ後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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