こんにちは。おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
今回はベトナム・ハノイ旅行編の第2弾。旅行2日目に参加した世界遺産ハロン湾クルーズをご紹介します。ハロン湾クルーズはハノイを訪れる旅行者の約9割が参加しているハノイ最大の観光スポット。私たちはオプショナルツアー予約専門サイトVELTRA(ベルトラ)でハノイ発着の日帰りツアーを申し込みました。
<ハロン湾とは?>
ハロン湾はベトナム北部のトンキン湾北西部にある湾です。大小3,000もの奇岩や島が存在していて、石灰岩台地が氷河期に沈降し長い年月の浸食により作られた景色はまさに絶景。1994年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録され、多くの観光客が訪れています。
<ハロン湾への行き方は?>
ハロン湾はハノイ市内から約160キロ。東京からの距離に置き換えると静岡の手前くらいの位置にあります。高速道路が2018年9月に開通して所要時間が短くなったとはいえ、ハノイ市内からハロン湾までは車で約2時間半程度かかります。鉄道はなく公共交通機関はバスだけですが、現地のバスを利用するのは難易度が高いので、日本人旅行者はほぼ日本人向けの現地のツアーを利用しています。
ツアーは午前8時頃にハノイ市内の主要ホテルで参加者をピックアップしながらハロン湾へ。平日の朝のハノイ市内の渋滞はひどいので時間がかかることもあります。小さな路地をクラクションを鳴らしながら進む光景はベトナム・ハノイの活気を感じることができる光景です。
参加したツアーはハロン湾には直行せずに、ハロン湾に面する街「ホンガイ」に立ち寄りました。ホンガイ市場とロンティエン寺を訪れることになっていましたが、ホンガイ市場はテトの休暇のためお休み。ロンティエン寺だけ訪問しました。ベトナム人は日本人と同じく正月にお寺を参拝する習慣があるようです。訪れた日は参拝客でごった返していました。
<いよいよハロン湾へ>
12時くらいにハロン湾のクルーズターミナルに到着しました。クルーズターミナルでは必ずトイレを済ませておくことをおすすめします。クルーズ船にもトイレはありますが、やはり船のトイレなので清潔であるとは限りません。クルーズ船にはさまざまなタイプがあり、中には宿泊ができる大型船もありますが、日帰りツアーでは50名程度のクルーズ船を使うことが多いようです。今回参加したツアーでは、日本人のツアー参加者だけでクルーズ船を貸し切りました。
出航するとすぐにハロン湾の名所には向かわずに、名所から少し離れた場所に停泊してハロン湾名物のシーフード料理を楽しみます。1テーブル6名くらいで相席になり、どんどん運ばれてくる料理を分け合いながら食事をいただきます。蒸しエビ、魚のソテー、シーフード春巻き、イカのガーリック炒め、季節の野菜炒め、蒸しハマグリなどの料理は日本人に合う味でなかなかの絶品です。ドリンクは別途購入しなければなりません。ハロン湾ではペットボトルの持ち込みが禁止されているので、ミネラルウォーターも購入が必要です。
<絶景を楽しみながらのクルーズ>
クルーズは食事の時間も含めて3時間くらい。奇岩の間をゆっくりと航行しながら絶景を楽しみます。時間を忘れられる贅沢な時間。途中で一度船を降り見学するティエンクン鍾乳洞も、自然が作り出した絶景を楽しめるスポットです。
ツアーは帰りも高速道路を使ってハノイ市内に戻ります。ハノイ到着は18時を過ぎるので丸一日のツアーになりますが、絶景も食事も楽しめる充実したツアーです。ベトナム・ハノイを訪れた際はぜひ参加してみてください。
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