2020
4
Dec

絶景で非日常を味わう美味しいものを食べる

【埼玉・秩父】秩父のおすすめグルメご紹介

丹

こんにちは。おすすめの旅をご紹介する週末旅日記です。
今回は東京都内から約80分、電車でも車でも気軽に訪れることができる埼玉県の観光地「秩父」のグルメにスポットを当てていきます。伝統に裏打ちされた名物、山の幸、川の幸、そしてお酒と数々の魅力がある秩父。11月上旬の紅葉シーズンに訪れたので、首都圏屈指の紅葉の名所「長瀞」もあわせてご紹介していきます。

【お昼におすすめは観光名所「長瀞・岩畳」の近くにある「丹一(たんいち)」】

丹一
丹一(たんいち)の外観

長瀞の観光名所「岩畳」の周辺には、お土産屋やそば屋などの飲食店が集まっていて多くの観光客で賑わっています。今回は岩畳のすぐ近くにある和食処「丹一(たんいち)」で昼食をいただきました。鮎料理で有名なお店で、週末の昼時はいつも行列ができる人気店。大きなお店ではありませんが、店内とオープンテラスを選ぶことができ、おすすめは開放感ある広々としたテーブルで食事をいただくことができるオープンテラスです。

丹一_鮎めし写真
丹一の名物「鮎めし」

私たちは「鮎めし」と「鮎の塩焼きとおろしそばのセット」を注文しました。「鮎めし」はお鍋で炊いたご飯に焼鮎とネギが乗せられた一品。鮎の炊き込みご飯で丹一の名物料理です。自分で鮎とネギをご飯に混ぜていただきます。鮎をご飯に混ぜていくと、塩味の効いた香ばしい皮、肝の苦みが鮎の淡白な身にあいまって何とも言えない上品な味に。そこにネギがいい香りと食感を加えていて、さらにご飯のおこげがいいアクセントの役割を果たしています。絶妙なバランスの上に成り立っている料理。思わずご飯をかきこみそうになりましたが、ここは注意が必要です。背骨や小さな骨が入っているので慎重に食べ進めました。鮎めしには鮎の揚げとナスの揚げ、お吸い物、漬物も付いてきます。丹一に訪れたらぜひ注文して欲しい一品です。鮎の塩焼きも期待を裏切らない味。そばも美味しかったです。

【ライン下りで有名な長瀞は紅葉の名所】

長瀞ライン下り
長瀞ライン下り

長瀞と言えば荒川のライン下りが有名ですが、紅葉の名所でもあります。長瀞には月の石もみじ公園や親鼻河原などの紅葉スポットがありますが、ライン下りの乗船場の一つにもなっている長瀞随一の観光スポット「岩畳」の紅葉もなかなかのものです。岩畳とは隆起した結晶片岩が、文字どおり岩畳となって広がっている場所。国指定の名勝・天然記念物に指定されていて、荒川を挟んだ向こう岸には岩が壁のようにそびえ立っています。

長瀞紅葉写真
長瀞の紅葉

観光ガイドの方にすすめていただいた撮影スポットから撮影した写真がこの一枚。秋の澄んだ青空をバックにに、荒川の静かな流れとライン下りの舟、そして黄色に紅葉した銀杏がいいアクセントで入っているこの時期にしか撮れない構図です。光の入り方がよくなる正午付近の撮影が特におすすめ。岩畳の中でもライン下り乗船場にやや近づいて撮影すると、このような構図で秋の長瀞を記録に残すことができます。ぜひ、長瀞・岩畳を訪れたら撮影してみてください。

【デザートには「泰山堂カフェ」のヌガーグラッセがおすすめ!】

泰山堂外観
泰山堂外観

デザートでぜひ立ち寄って欲しいのは、秩父神社の近くにある「泰山堂カフェ」。古い古民家を利用したカフェで、建物は登録有形文化財に指定されています。

泰山堂カフェ
絶品のヌガーグラッセ!

このカフェの一番人気はヌガーグラッセ。フランスの冷たいスイーツで、メレンゲに生クリームを合わせたものに、ナッツやドライフルーツが入っています。生クリームで濃厚な味わいなのですが、意外とあっさりといただける一品。店内は落ち着いた雰囲気なので、秩父観光で疲れた体をゆったりと休めることができるおすすめスポットです。

【〆は西武秩父駅駅前温泉「祭りの湯」にある「酒匠屋台」で一杯】

酒匠屋台
酒匠屋台

西武秩父駅には隣接する形で駅前温泉「祭りの湯」があります。この「祭りの湯」には日帰り温泉施設だけでなく、秩父の名物が一堂に揃う土産屋、秩父名物わらじかつなどのグルメを楽しむことができるフードコートが併設されています。「祭りの湯」で特におすすめは「酒匠屋台」。秩父の地酒、地ビールをお土産として購入できるだけでなく、立ち飲み処があり、秩父の地酒の飲みくらべができます。

酒匠屋台
イチローズモルトをちょい飲み!

その「酒匠屋台」では、秩父が誇るベンチャーウイスキーが手掛けるイチローズモルトを気軽に味わうことができます。イチローズモルトのロックを700円で堪能できるのはかなりお得。秩父の旅の思い出を、絶品のウイスキーと一緒に楽しめるお店。秩父からの帰りにもふらっと立ち寄ることができるおすすめスポットです!

 

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